秋の空き家は要注意!落ち葉と台風でトラブルになる前に

先日は、茅ヶ崎市・藤沢市・寒川町の空き家管理にお伺いしました。
最近は朝晩がぐっと冷え込み、少しづつ秋の深まりを実感しています。

秋は美しい紅葉の季節ですが、空き家にとっては注意すべき問題が出てきます。
それが「落ち葉」「台風」です。
特にここ最近台風が立て続けに発生しており、空き家の持ち主にとっては管理を怠ると
大きなトラブルにつながる可能性があります。

庭や敷地に積もる落ち葉は、景観を損なうだけでなく以下のような問題を引き起こします。

・近隣トラブルの原因に
 落ち葉が風で舞い、隣家の庭や駐車場に入り込むことがあります。
 毎日のように掃除をしているご近所さんからすると、空き家の管理不足は迷惑に
 感じられがちです。特に住宅街では【放置されている家】という印象を与えやすく
 トラブルの火種になりかねません。


・排水や雨樋の詰まり
 雨樋に落ち葉が積もると、雨水が適切に流れなくなります。その結果、外壁に水が伝わって
 劣化を早めたり、屋根から雨水があふれて雨漏りに繋がったりすることもあります。
 秋の台風や大雨の時には、わずかな詰まりが大きな被害を生むこともあります。

・害虫・害獣の温床
 濡れた落ち葉は湿気が含みやすく、ゴキブリや蚊など害虫の住みかになったり、
 小動物が巣を作る環境になってしまったりします。人が住んでいない空き家では発見が遅れる
 ため、被害が広がりやすいのです。

秋は、落ち葉だけでなく、台風の多い季節でもあります。
近年では、大型で強い台風が連続して発生することも多く、空き家を所有している方に
とっては【飛散物による被害】や【屋根や外壁の損傷】【浸水リスク】など
特に注意が必要です。

このようなリスクを減らすには、定期的な点検や掃除が不可欠です
・庭や敷地内の落ち葉掃除…風で飛ばされやすい場所や、雨樋の周りは重点的に
・雨樋・排水溝のチェック…詰まりを取り除いて、台風や大雨でも水がスムーズに流れる状態に。
・屋根・外壁の点検…剥がれやひび割れがないか、異常があれば早めに補修を。
・飛散物の片づけ…古い鉢植えや使っていない脚立など、風で飛びそうなものは撤去や固定を。

遠方に住まれている方や、忙しくて時間が取れない方などは定期的に空き家を掃除・点検する
のは簡単ではありません。ご自身での管理が難しい場合は、専門の空き家管理サービスを
活用するのも安心につながります。
落ち葉掃除や点検を定期的に行うことで、近隣への配慮や建物の維持にも繋がります。

心配なことやちょっと気になることなどお気軽にご相談いただけばと思います。

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