親の入院・入所で実家が空き家に…退院後も安心の管理ポイント

先日は相模原市にお住いのお客様からご相談をいただきました。
「母が施設に入ってしまったので、実家が空き家になっているんです…」
というご相談をいただきました。

最近こうしたケース、本当に増えています。
親御さんが急な入院や施設への入所をきっかけに、実家に住む人が
いなくなり、結果的に『空き家状態』になってしまうのです。

お客様も、(しばらくは様子を見ようと思っていた)とのことですが、
先日の台風や地震のニュースを見るたびに心配…というお話がありました。

実家が遠い場合などは、気軽に様子を見に行くことも難しく、異変にすぐ
対応できないため、心配が増してしまうのが現実です。

空き家になると、気づかないうちに劣化が進みます。
特に注意したいのは次の点です。

・通水・給湯器の運転
 水を流さない期間が長いと排水口が詰まったり、配管内で雑菌が繁殖したりします。


・換気
 窓を少し開けるだけでも湿気やカビの発生を抑えられます



・電気・設備の確認
 通電はしておくか、一部タイマーで運転して危機の劣化を防ぐと安心です。



・簡単な清掃

 ホコリや落ち葉を放置すると、害虫発生や建物劣化に繋がります。



こうした管理をしておくと、退院・退所されたときに
「久しぶりに帰ったら家がカビ臭い…」なんてことも防げます。

また、防犯面の心配もあります。
特に次のような点に注意すると安心です。

・郵便物や宅配物の管理
 郵便ポストがいっぱいだと、この家は空き家です…と
 伝えているようなものです。



・庭木の管理
 草木が伸び放題だと、空き家だとわかりやすくなります。
 不法侵入などをされた場合は、外から見えづらい状態になります。



・照明タイマーの運用
 夜間に自動で点灯する照明があると、防犯効果があります。



・点検や巡回の依頼
 自分ではいけない場合は、管理会社に定期点検や巡回をお願いいすると
 安心です。


親御さんが退院・退所されたときに、すぐに元の生活の戻れるかどうかは
空き家管理中の管理次第です。

「実家をどう管理すればいいか分からない」「遠方で時間をとることが難しい」
など、弊社でも定期的な巡回・点検サービスをご案内しています。
ぜひお気軽にご相談ください。

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