先日は秦野市・平塚市・伊勢原市の空き家管理に行ってきました。
どのお宅も親御さんが長年住まわれていた大切な実家です。
今は空き家となり、定期的な見回りや点検をお任せいただいていますが、
お話を伺っていると(もっと早く家族で実家の事を話しておけばよかった)といった
声をよく耳にします。
ちょうどこれからお盆のシーズン。
実家に帰省されるという方も多いのではないでしょうか。
家族が集まるこのタイミングは、「実家のこれから」を考える絶好のチャンスです。

帰省の際にぜひ話してみてほしい【5つのポイント】をご紹介します。
①実家はこれからも住み続ける予定?
親御さんはこの家に今後も住み続ける意思がありますか?
元気に暮らしているように見えても、実は(身体が動かなくなったらどうしよう…)とか、
子供に迷惑はかけたくない・・といった不安を抱えていることもあります。
将来について、どんな風に考えているのか。帰省のタイミングで少しだけ聞いて
見るだけでも大きな一歩になります。
②実家の”傷み”について見てみる
久しぶりに帰ると家の劣化が目に入りやすいものです。
外壁にヒビが入っていたり、外壁が汚れていたり、草木が伸び放題だったり。
これらは家が老朽化し始めているサインです。
今後住み続けるためにどの程度の修繕が必要なのかなど確認することが大切です。
③名義や相続のこと
実家の名義が誰になっているのか、意外を知らない方もいるのではないでしょうか。
相続や権利関係の話は、大事だとわかっていても、なかなか切り出しにくいテーマです。
(縁起でもない…)と感じてしまい、親の前では話しづらいと思う方も多いと思います。
今すぐ答えを出す必要はありませんが、
(実家って誰の名義なんだろう)(何かあった時はどうする?)そんな話題を
帰省中に共有しておくだけでも将来の備えになります。
④家の中に物があふれていませんか?
家の中を見渡してみて、『物が多いな…』と思ったことはありませんか?
使わない家具・家電、昔の雑誌、大量の写真や書類など…。
親が元気なうちに一緒に整理を始めるのがベストです。
「これは捨てていいの?」「これは誰の思い出?」などと会話しながら片づけることで、
家族の思い出を共有する時間にもなります。
⑤もしもの時、だれが何をする?
親が急に体調を崩して入院した、または施設に入ることになった…
そんなとき、実家の管理や手続き、荷物の整理などを誰が対応するか決まっていますか?
例えば
・鍵はどこにある?
・通帳や重要書類の保管場所は?
・空き家になった場合、だれが管理する?
こうした「いざというときの段取り」についても、話し合っておけると安心です。
今回ご紹介した5つのポイントはどれも将来的にとても重要な内容です。
お盆で実家に帰る予定がある方は、何気ない会話の中で少しづつこれらの
テーマに触れてみてはいかがでしょうか。

私たち県央建物管理では、空き家の点検・報告・清掃などを含む
管理サービスを通じて、大切なご実家をしっかり守ります。
空き家の管理に不安がある方や、「まずは費用感だけ知りたい」という方も
是非お気軽にご相談ください。