年末に増える空き巣対策と冬の住まいのトラブル予防

先日は平塚市・秦野市の空き家管理にお伺いしました。
12月に入り、いよいよ本格的な冬が到来。年末はバタバタと忙しくなる一方で、
空き巣などの犯罪リスクが高まる季節でもあります。
特に暗くなるのが早い12月は、日没後の時間帯に空き巣被害が増える傾向が
あります。

・カーテン越しの灯が少ない
・郵便物やチラシが溜まっている
・庭木が伸び放題で人目に付きにくい
といった「空き家見える状態」も狙われやすいポイントになります。
これは実際の空き家だけではなく、普段住んでいる住宅でも同じです。
今日からすぐできる対策をいくつかご紹介いたします。

①外から見た時の「生活感」を意識する
夜になると居住者がいるかどうかがわかりやすくなります。
タイマー式の照明や、玄関廻りのライトを活用することで防犯効果が
高まります。


②郵便物やチラシを溜めない
年末は特にポスティングが増える時期です。ポストがいっぱいになっていると
「不在の家」と思われるため注意が必要です。
空き家の場合は、定期的に確認するだけでも防犯対策に繋がります。


③庭木・生垣を整えて死角をなくす
犯罪者にとって”隠れやすい場所”は都合の良い環境です
落ち葉で足元が見えづらい、伸びた枝で影ができるなども要注意です。
冬場は雑草こそ少ないものの、落ち葉が増えるのでこまめな掃除が安心です。

④玄関・勝手口・窓の施錠確認
冬は外が寒いので窓を閉め切ることが多いですが、
(締めていたけど鍵が回っていなかった)というケースも増えます。
特に勝手口・1階の小窓は狙われやすいので日々の確認が大事です。

また、1月後半~3月上旬は雪が少ない地域でも(想定外の積雪)が起こることが
あります。特に空き家の場合、気づいたときには屋根に雪が溜まり、雨樋が
曲がっていたという可能性もあります。

積雪対策のポイントとしては、
・雪が残りやすい北側の屋根や樋を確認
・カーポートの屋根やテラス屋根のたわみに注意
・大雪が予想される日は早めに除雪
住宅でも空き家でも、雪害は思っていたよりも早く進むことがあります。

定期的な点検や、簡単な手入れをしておくだけで、犯罪抑止やトラブルの防止に
繋がります。

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