秋の始まりに考えたい!夏に溜まった”湿気”をリセットする住まいの工夫

先日は、厚木市・平塚市のお客様宅へ住宅メンテンスにお伺いしてきました。

9月に入り、暦の上では秋を迎えていますが、今年はまだ高温多湿の日が続いています。
暑さのピークは過ぎても、家の中には夏の間に溜まった湿気が残っています。

特に日本の住宅は気密性が高いため、湿気がこもりやすい構造になっているのが
特徴です。湿気は住まいのあらゆる場所に影響を与えます。

多湿の時期が落ち着いたら、一度リフレッシュさせることをおすすめします。
実際に取り組みやすい湿気対策をご紹介します。

1.押入れやクローゼットを空気にさらす
長期間締め切っていた収納は、湿気がこもりやすい場所の代表格です。
天気の良い日中の荷物を一度出し、内部に扇風機やサーキュレーターで風を
通してあげましょう。

2.畳やカーペットのケア
畳は湿気を吸いやすい性質があり、カビの温床にもなりやすい場所です。
掃除機で丁寧にホコリを取り、畳用の除湿剤を活用します。
カーペットやラグも湿気を含みやすいため、丸洗いが難しい場合は、陰干したり、
布団乾燥機を活用したりして乾燥させることがお勧めです。

3.布団をリフレッシュ
夏場に大量の汗を吸った布団は湿気をたっぷり含んでいます。そのまま使い続けると
ダニやカビが発生しやすくなるため、天日干しや布団乾燥機でリフレッシュしましょう
湿気を防ぐ除湿マットを敷いておくのも効果的です。

4.床下や換気口のチェック
普段はあまり気にしない床下も、湿気がこもる場所です。換気口が落ち葉や土で塞がれていないか
風通しが確保されているか確認しましょう。
必要であれば業者による点検を依頼するのも安心です。

秋に一度リセットしておくことで、この先に迎える冬を快適に過ごせるだけでなく、
長期的にみても住宅の寿命を延ばすことに繋がります。


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