先日は、相模原市・愛川町のお客様宅へ空き家の点検に伺ってきました。
夏の終わりが見え始め、少しずつ木々の葉が色づき始めるこの時期は、落ち葉による
住宅トラブルが増えてくる季節でもあります。
特に雨樋に溜まった落ち葉は、放置すると雨漏りや外壁の傷みにつながるため
注意が必要です。
秋の落ち葉シーズンを迎える前にやっておきたい「雨樋・庭掃除」の重要性について
ご紹介します。
1.雨樋の詰まりによる雨漏り
雨樋に葉っぱや枝が詰まると、雨水が正常に流れずあふれてしまいます。あふれた
水が外壁や基礎にかかると、カビの発生や木部の腐食を招くことがあります。

2. 庭の湿気・カビ・害虫の発生
落ち葉が積もったまま湿った状態が続くと、土や草の上にカビが生えやすくなります。
また、シロアリやゴキブリなどの害虫が集まりやすくなるため、住宅の健康にも影響します。
3. 滑りやすくなる通路の危険
玄関廻りや庭の通路に落ち葉が積もると、雨でぬれた場所は滑りやすくなります。
特にご高齢者や、子供がいる家庭では注意が必要です。
雨樋掃除は、落ち葉や小枝が詰まっていないかを確認し必要に応じて取り除きます。
長期間放置すると、詰まりから雨水が逆流し、外壁や屋根に影響することがあります。

また、屋根の周囲や樋受け部分も意外とゴミが溜まるので見落とさずチェックしたい
ところです。 ただし、高所での掃除は転落の危険もあるため、無理をせず専門業者に
依頼するのが安心です。
個人の掃除だけでは取り切れない汚れや詰まりもあります。
プロの目でチェックしてもらうことで、見落としがちな雨樋の破損や外壁の劣化なども
早期に発見でき、見えないトラブルの予防につながります。