これか迎える台風シーズンに備えて!住まいの点検5つのポイント

先日は、相模原市、愛川町、清川村の空き家管理に行ってきました。
この時期は雑草の繁茂や湿気のこもりが目立ち、建物の傷むが進みやすく
なるため、注意が必要です。

現在、台風8号が沖縄付近に近づくとの情報もあり、今後の進路が気になるところです。
毎年のように日本各地で台風や集中豪雨による被害が報じられています。
特に8月・9月は台風の発生や上陸が多くなります。

今回は、台風や大雨に備えて今のうちに確認しておきたいポイントをまとめました。
ご自宅はもちろん、空き家を所有している方、実家を管理している方も要チェックです。

Point
雨樋やベランダの排水溝チェック

ベランダの排水溝や雨樋などが詰まると、雨水が流れなくなり水があふれてしまいます。
台風や大雨前に枯葉やゴミなどの詰まりや、破損がないかを確認することが大切です。
特に雨樋は屋根部分についているので、ご自身での確認は難しい場所になります。
専門の業者に見てもらうことをおすすめいたします。

Point
窓まわり・サッシの隙間やガタツキ

強風により飛んできたものでガラス窓が破損する可能性も考えられます。
雨戸やシャッターがある場合はちゃんと閉まるか、ガタツキとかがないかを
確認しましょう。
空き家では、普段換気や開閉がされないため、サッシ部分が劣化していることも
あります。必要に応じてガラス飛散防止フィルムや、養生テープで
対策をしておきましょう。

Point
壁や屋根のチェック

台風や強風の際は、アンテナや屋根材が飛ばされてしまうことがあります。
普段、屋根の上を見ることがないので、被害が出る前に現状を把握し、
定期的に点検することが大切です。
また、外壁にひび割れがあると、そこから雨水が建物内部に侵入し、
壁の中が腐食し雨漏りにもつながりますので、外壁も含め定期的な点検を
お勧めします。


Point
排水マス・側溝をチェック

大雨の時、排水の流れが悪いと敷地内に水がたまり浸水リスクが高まります。
特に、敷地内の排水マスや側溝が土や葉っぱなど詰まっていると要注意。
いざというとき、雨水が逃げる通路として非常に重要です。

Point
庭や玄関先にある飛ばされやすいものの整理

・植木鉢やガーデニング用品
・物干し竿、パラソル
・収納ボックス
・古いフェンスやブロック塀など
これらは、風や水の影響を受けにくい場所に移動させることで、流されたり飛ばされたりする
リスクを減らせます。


事前の備えや点検によって被害を減らすことはできます。

特に空き家を所有している場合は、劣化や異常に気付く機会が少ないので、
ひとたび被害が出ると修復費用や近隣への影響が大きくなることもあります。
地域の特性や建物の状態に応じて、専門家のアドバイスを積極的に受けることが
安心への第一歩です。


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